今日も素晴らしい一日を!
福岡県糸島市で、ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
記事をご覧くださり、本当にありがとうございます!
AMOURさんは惜しまれながら、2022年に閉店しました。今後のご活躍を期待しております。
筑前前原駅前の「AMOUR(アムール)」では、夜はシェフのオススメの一品料理と、多様なクラフトビール(地ビール)が楽しめるビアレストランになります。
ランチについては、以下のリンクをご参考ください。
【2022年閉店】「AMOUR(アムール)」ランチ!シェフの高い技術を堪能!
今回は、夜にお店にお邪魔してみました。
夜はクラフトビールを楽しむ、一品料理のお店
夜の内装の雰囲気
夜は、黒く塗られた壁に映える、素敵な照明が大人びた雰囲気を演出します。
↓夜のアムール
内装は糸島のアコーディオンさん、照明は同じく糸島のダブルダブルファニチャーさんが担当されておられます。
地元の職人さんのネットワークで、センス抜群のお店が出来ていくのも糸島の楽しいところです。
ディナー食事メニュー
ディナーの「売り」は、クラフトビールに合うような一品料理メニューです。
シェフの高野さんは、東京の帝国ホテルで8年間フレンチを担当していたほどの技術をお持ちです。
おつまみのような簡単な料理でも、何かしらの工夫があって、ちょっとした驚きがあります。
↓ディナーメニュー
グループにも最適な、「前菜の盛り合わせ」があります。
だいたい1200円で2,3名分あります。
まずは!の一皿におすすめです!
あるいは、自家製ピクルスに、チーズ4種+ハム2種もビールに合いそうで良いですね。
↓本日のおすすめ
本日のおすすめメニューもありますので、要チェックです!
生のクラフトビールもある、ドリンクメニュー
↓ドリンクメニュー
↓生のクラフトビールも!
アムールのディナーのもう一つの「売り」はなんといってもクラフトビールです。
常時20〜30種ほど揃っているので、選び甲斐がありますね。
しかも、タップマルシェというサーバーも導入されて、常時4種類の生クラフトビールが楽しめます!
どれがいいのか迷ってしまいますが、そこはマネージャーの田畑さんに相談しながら決めましょう。
先に食事メニューを決めてから、それに合うビールを選んでもらってもいいでしょう。
苦味が強いビールやフルーティーなビール、アルコール度数も様々ですので、田畑さんのお話を聞きながら、その日の気分で選ぶのもいいですね。
田畑さんは大のクラフトビール好きで、シェフの高野さんと出会い、意気投合して、糸島・筑前前原にAMOURをオープンさせました。
現在、アムールでは日本とベルギーのクラフトビールを中心に取り扱いがあります。
ベルギーは小さな国ですが、多種多様なビールが揃い、個性が豊かなんだそう。
世界中のビールを飲んだ田畑さんは、とりわけベルギーのビール文化に感銘を受けて、ぜひ糸島のみなさんにも紹介したいと思っておられます。
日本のクラフトビール
まずは、瓶のクラフトビールを楽しみましょう!
日本のクラフトビールの方が癖が強くない傾向にあるとのことで、日本のビールから試してみます!
↓J-CRAFT 日向夏の風
「J-CRAFT 日向夏の風」は宮崎ひでじビールの製造で、宮崎県さんの日向夏(ひゅうがなつ)のストレート果汁を加えて発酵・醸造させた、フルーティーでほんの少しほろ苦いビールです。
女性が飲みやすいビールです。
色味も美しいですねぇ。
さっぱりして、柑橘系ならではの甘みがあって、美味しい!
↓J-CRAFT 黄金IPA
「J-CRAFT 黄金IPA」は、静岡・修善寺のベアードブルーイングの製造で、発酵工程後期でホップを加える「ドライホッピング」により、ホップの香りを際立たせています。
IPAとはインディアペールエールの略称で、かつてインドがイギリスの植民地だった頃に、インドにいるイギリス人にビールを海上輸送するときに作られたビールだとか。海上で傷まないように、ホップを大量に入れたと言われています。
ゆえにIPAは普通とても苦いらしいのですが、この「黄金IPA」は飲み口が爽やかで、田畑さん曰く「ピカイチ」なんだそう。
飲んでみると、おお!確かに苦いですが、思ったほどではなく、むしろ飲みやすいと思いました。
キリッとしていて、いいですね。
そもそもビールにIPAというジャンルがあるのを初めて知りました。
ビールのジャンルといえば、アサヒにキリン、サッポロに・・・しか思い浮かばないので、案外ビール業界の裾野は広いのかもしれませんね。
生のクラフトビール
タップマルシェというサーバーの導入で、生のクラフトビールも楽しめるようになりました。
↓生のクラフトビール
だいだいエールと東京ホワイトです。
どちらもフレッシュな香りがいいですね〜。
また、瓶のクラフトビールはアルコール度数が高いものも多いですが、生のクラフトビールはアルコール度数が5〜6%で普通のビールと変わらないので、とっかかりやすくもあります。
ベルギーのクラフトビール
せっかくなので、ベルギーのビールも楽しみましょう!
↓ブルーセムビンク
これは「ブルーセムビンク」という洋梨のビールです。
黒板にはまだ載っていなかったと思います。
アルコール度数は7%。
洋梨のフルーティーさに騙されていると、まあまあなアルコール度数なので、酔いの回りが早くなります。ご注意を。
またラベルが可愛いですね。
ジャケ買いの要領で、ビールを選ぶのもありです。
一口飲んで、あっ、洋梨の香りだ〜!
ちょっとはちみつも入っていて甘めです。
だからラベルに蜂さんのイラストが入っているんですね。
↓オルヴァル
このオルヴァルこそが、田畑さんにビアレストランを開きたいと思わせた、世界的に有名なクラフトビールです!
オルヴァルは、トラピストビールと呼ばれるジャンルの中で、「最高峰のビール」と言われています。
トラピストとは、キリスト教カトリックの一つの会派のことで、世界に171あるトラピスト系修道院の中で、たった11箇所だけがビールの生産を許可されています。
ヨーロッパはその昔、新鮮な飲み水を確保するのが難しかったため、ワインやビールなどの発酵アルコール飲料の生産が盛んになったと言われています。
その生産を主に担ったのがキリスト教の修道院です。
オルヴァルは複雑な香りで、味わいは本当に濃厚です。
苦味もしっかりあって、かなりパワフルなビールです。
これは、今まで飲んだことないくらいです!!
話によると、オルヴァルも含め、ベルギービールの中には発酵が完全に止まっていないビールも多く、同じ銘柄でも封を開けるタイミングで味わいが異なるらしいです。
だから、グラスに注ぐ時に泡立ちやすくなっています。
それを知らずに普通に注ぐと、泡だらけになってしまいます。笑。
ご注意を。
ビールって奥深いですねぇ。
楽しいです!
おつまみ&一品料理
ビールのお供になる、おつまみ類も充実。
だいたい300〜500円程度なので、気軽に注文できますね!
そして、一品料理もリーズナブルに揃います。
レギュラーメニュー
↓前菜盛り合わせ
グループでの利用の場合は、前菜盛り合わせがおすすめ!
まずはこれとクラフトビールを頼むだけで、楽しい会話が始まります♪
それぞれ違ったビールを頼んで、味見をさせてもらうのも面白いかもしれません。
↓オリーブ
オリーブと一緒に入っているピクルスがまたうまい!
酸味が少なく、複雑なスパイスの味が染み込んでいて、ビールのお供にもってこいです。
↓糸島野菜のバーニャカウダ
シンプルに美味しい、糸島の新鮮野菜です。
ソース類も控えめな味なので、野菜そのものを楽しめます。
↓THE唐揚げと、自家製ポテトフライ
お店自慢の唐揚げと自家製ポテトフライも頼みました。
唐揚げは、外はカリッと中はジューシーで、とてもうまい!
普通の唐揚げはこうはならないので、なんでこんなに美味しいの?と聞いたら、二度揚げをしているとのこと。
一度油から引き上げたときにじっくり待って、余熱で中まで火を通すそうです。
あー、だから中がジューシーなまんまなんですね。
とても手間がかかっています。
ぜひ注文をオススメします。
ポテトフライも自家製でサクサクです。美味しい。
↓鯵の南蛮漬け
南蛮漬けは、お店がお休みの日に、シェフとマネージャー自ら、糸島の海に釣りに行って、見事に釣り上げた鯵(あじ)を使っています。趣味らしいです。
2人とも糸島ライフを満喫して、仕事にも繋げております。
いいですねぇ。
シェフの高野さんは帝国ホテルでフレンチを8年間担当したあと、博多の和食屋でも修行したそうで、和食も提供できます。
とても品の良い南蛮漬けで、さっぱりと食べられます。
美味しいです。
↓トマトとにんにくのパスタ
パスタメニューは日替わりです。
トマトとにんにくのパスタでした。
お腹にたまって、クラフトビールとも相性のいい一皿です。
↓糸島鷄のコンフィ〜オレンジマスタードソース〜
糸島鷄のジューシーさ!
肉に弾力があって、美味しさ抜群です!
また、オレンジマスタードソースの甘くてピリッとした感じが絶妙ですね。
ぜひ食べて欲しい一品です。
その日のおすすめメニュー
アムールさんには、その日のおすすめメニューもあります。
↓カンパチのカルパッチョ〜醤油とガーリックのソース〜
カンパチのカルパッチョ、新鮮です。
ガーリックも控えめで、ビールの味を生かしてくれるのがいいですね。
↓どんたく農園の椎茸を使った、コンソメ椎茸ラタトゥーユ添え
糸島の椎茸農家さん「どんたく農園」の原木椎茸を使った料理です。
いきなり椎茸の芳醇な香りが漂ってきます。
とても美味しそうな香り。こんなに強い香りの椎茸はなかなかありません!
さすが原木を使った本物の椎茸です。
ラタトゥーユの旨味も椎茸に花を添えたようで、うまくマッチしています。
糸島の食材とシェフの腕が融合したら、こんなレベルの料理になるんだという見本ですね。
帝国ホテル直伝のホテルオムライスと、自慢のローストポーク
食事メニューもいろいろありますが、なんといっても目を引くのがオムライスです。
シェフ出身の帝国ホテルはふわふわトロトロのオムレツでとても有名です。
そもそも日本の洋食界を引っ張ってきた多くの名シェフを生み出したホテルですから、素晴らしいレシピをたくさん持っているのです。
その食事が糸島で気軽に食べられるとは、本当にありがたいですね!
↓オムライス開封前
オムライスが運ばれてきました。
ライスの具材は日替わりで、この日はシーフードでした。
ナイフを入れて、いざ開封です!!
↓オムライス開封後
ふわふわトロトロ〜。
写真では分かりにくいと思うので、動画でどうぞ!
↓オムライス開封動画
美味しかったのは言うまでもないです。
また食べたいな〜。
↓こだわりのローストポーク
そしてシェフこだわりのローストポークです。
特殊なロースターを導入し、なんと、6時間もかけてゆっくりと火を通します。
生ハムを食べているかのような、なめらかな食感が素晴らしい。
時間をかけただけあって、柔らかく仕上がっています。
ふわっと薫るハーブやスパイスもいいですね。
つけあわせのサラダもいっぱいで嬉しいですね。
アムールに来たら、ぜひ食べて欲しい一品です。
彼らは、新鮮な食材が簡単に手に入る糸島を開業の地に選びました。
これから美味しいメニューが続々登場してくると思いますので、お楽しみに!
ビールの楽しさを伝えてくれるお店も糸島には少ないので、とても貴重です。
ぜひ糸島のビール好きさんは足をお運びください。
ランチについては、以下のリンクをご参考ください。
【2022年閉店】「AMOUR(アムール)」ランチ!シェフの高い技術を堪能!
店舗情報
店名:AMOUR(アムール)
営業時間:
ランチ/ 11:00〜14:00L.O.
ディナー/18:00〜23:00L.O.
*金土は〜24:00L.O.
定休日:水曜、日曜夜
駐車場:あり(3台)
住所:糸島市前原中央2丁目3-43 2F
電話:092-324-1511
HP:https://foodplace.jp/amour/
地図:
(※2019年2月現在の情報です)
明日も糸島を楽しみます!!
**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)