「深淵のカシスシャーベット」九州大学の学生が糸島・前原に作った、異色のギャラリー！

今日も素晴らしい一日を！
福岡県糸島市で、ゲストハウス「前原宿（まえばるしゅく）ことのは」を運営する、のぎー＆かなです。
記事をご覧くださり、本当にありがとうございます！

2019年11月、日本の最高学府の一つである「九州大学」の学生たちが、糸島の歴史ある商店街「前原（まえばる）商店街」になんとギャラリーをオープンさせました！！
学生向けのギャラリーはよくありますが、「学生が運営する」ギャラリーは聞いたことありません！！もしかしたら日本初かも！？

そのギャラリーは異色尽くし！！
ギャラリー名すら「深淵のカシスシャーベット」です！

真っ黒のギャラリーへようこそ！

ギャラリーは、アラビアンナッツ＆ドライフルーツショップ「リトルスーク」が入っている建物の2階です！

どこが入り口なのか全くわかりませんが、奥に入り口があります。

ごく普通の入り口です。笑。
学生がDIYで作っているギャラリーなので、時間とともに改装が進むでしょう！

九州大学の地域活性化サークル「iTOP」の元代表の松本たかと君に案内してもらいました！

どんな空間が待ち受けているのでしょうか！ワクワク！

ギャラリー内部の様子

ギャラリー内部は黒で統一され、白い箱が多いギャラリー業界においては異色の仕上がりです。
ギャラリーのコンセプトとして、カウンターカルチャー感溢れる「人が目を背けたいもの」に焦点を当てているからです。

苦しい時間は嫌なものですが、
その時間を通して見つかる新しい視点は、
新しい感動を人生に与えてくれます。

挨拶文より

なるほど。
若い頃は「明るく楽しく」だけでは過ごせない経験も多いはず。
若さ溢れるコンセプトでとても良いと思います。

興味深い「深淵のカシスシャーベット」というネーミングですが、由来を聞いたのですが、忘れてしまいました。笑。

答えを求めるより、深淵のカシスシャーベットってどんなものだろう？？食べたらどんな味がするだろう？？と想像してみてくださいね。

改装のビフォーアフター

改装前

改装前はこのように普通の倉庫でした。
完成した状態からすると全く違いますね。

改装にも様々な予定変更があって、とても時間がかかっていました。
多分半年以上、ずれ込んだと思います。

「産みの苦しみ」とは言いますが、まさにそんな感じ！

そんな経験が学生のうちに出来たとは、とても素晴らしいと思います。

改装の段階をチェックしてましたので、ご紹介しますね！

改装第一弾（暗幕）

ギャラリー名とコンセプトは当初から決まっていて、黒い内装も初めからイメージにあったようですが、どう表現するか、頭を悩ませていました。

最初は暗幕使って、黒くしようとしていました。
いざとなったら暗幕を取れば、ホワイトボックスになるので、イベントなどにも使いやすいと考えてのことでした。

しかし、ヒラヒラしているので、展示にはあまり向かないですね。
結局、暗幕は取りやめになりました。

改装第二弾（クラウドファンディング）

そして、肝心のお金が足りない！！ということでクラウドファンディングです！
何よりも資金は大事ですね。

ギャラリーの隣は学生のシェアハウスにもなっていて、その改装にも費用が必要です。
多くの方のおかげでそれなりに資金が集まりました。

改装第三弾（黒ペンキ）

やっぱりペンキだろうといって、みんなで塗装開始です！

学生の皆さんも普段やったことない作業で四苦八苦です。

階段に手すりがなくて危ないので、じゃぁどうする？と。
そこは協力してくれる前原の大人の皆さんにアドバイスをもらいながら、手伝ってもらいながら作業を進めます。

オープン時には謝辞としてお世話になった人にお礼が述べられていました。

何より、この場所を学生に貸し出す決断をしたオーナーさんがすごいと、個人的には思います。
「とりあえずやってみなよ！」と温かい目で見守ってくれる人がいるからこそ、新しい価値観が生まれてくるし、地域に貢献したいと思う若者が出てくると思います。

深淵のカシスシャーベットのまとめ

深淵のカシスシャーベットは糸島の中心・前原商店街に誕生した異色のギャラリーです！
九州大学の学生が発案・運営しています。
カウンターカルチャーをコンセプトにしたギャラリーで、広く展示作品も募集していますし、イベントなども定期的に開催する予定なので、興味ある方はぜひお声掛けください。

「癒し」と「わくわく」の糸島でお待ちしております！

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