オーガニックは標準装備!大人の癒し空間「安蔵里かふぇ」

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こんにちは!

要注目の観光地・福岡県糸島市で、
ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営する、のぎー&かなです。
本日もブログ訪問ありがとうございます!

当ブログでも度々紹介する、直売所&レストラン&カフェの「伊都安蔵里(いとあぐり)」ですが、今回ご紹介するのはカフェ部門の、「安蔵里かふぇ」です!

↓安蔵里かふぇ外観
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見事な生まれ変わりの建築!

安蔵里かふぇの見事な点は、古建築を生まれ変わらせた、味のある内装だと思います。

↓落ち着いた大人の雰囲気の内装
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淡い緑色の土壁もすごいですが、短い間隔の柱がリズミカルで、それを水平に横切る棚も奥行き感を演出しています。
地味ですが、エアコンのカバーも木製です。本当に細かな建築的工夫を感じます。

ちなみにこのカフェは「大豆倉庫だった納屋」を改装されたそうです。その雰囲気を活かして、木や土などの伝統的な材料を使いながらも、現代風の落ち着きも感じます。

私は大学は建築出身ですが、その私から見ても、かなり金がかかっているなぁと感じます。とてもランチ営業だけのカフェ仕様のレベルではありません

実は、伊都安蔵里は、福岡の建築設計会社マキハウスが当初運営を担っており、改装の設計も行っておられたと思います。ホームページを見てわかるように、とにかくセンスのいい住宅をいっぱい建築しておられますが、そのセンスのままカフェを作ったのが分かります。

↓2階スペース
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この壁に使われているのは石板だと思いますが、まるでアメリカ人の超有名建築家フランク・ロイド・ライトが設計した住宅のような、温かみのある、大人な雰囲気があります。

フランク・ロイド・ライトは世界的な建築家で、初代の帝国ホテル(東京)を設計したことでも知られています。
安蔵里かふぇの雰囲気は、ある意味、糸島の中でも最も洗練されているかもしれません。

待つ時間も有意義だなぁ〜

安蔵里かふぇでは、食事としてはカレーなどを提供していますが、やはり気になるのは、カフェらしくコーヒーとスウィーツですね。(お膳料理などはレストランスペースで提供されています)

↓健康をなるべく意識したケーキ
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ケーキとドリンクのセットが800円です。

ケーキは、九州産小麦、甜菜糖、糸島産の卵を使っておられます。できるだけ添加物を使わないように工夫しているそうです。
個人的には、最近、白砂糖が本当にダメになったので(少しならいいのですが、白砂糖いっぱいのお菓子を食べると途端に力が抜けます・・・)、甜菜糖を使ってくれるのは有難いですね。

ドリンクも基本的にオーガニックにこだわっています。
オーガニックコーヒーにオーガニック紅茶、そしてホットジンジャーも無農薬生姜を使っていますね。

またセットのドリンクメニューには入っていませんが、玄米コーヒーなるものもあって、伊都安蔵里近くの「みっちゃん自然農園」の無農薬・無化学肥料の玄米を使ったものです。カフェインフリーなので、気になる方はチャレンジされてください!

↓しばしお待ちを・・・
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カウンター席で準備を待つ時間も至福のひと時ですねぇ。
作り込まれた空間で、一刻の時の流れをただ静かに感じる。

ふわ〜っと、コーヒーが抽出された香りが漂ってきます。落ち着きますね〜。

これが大人の有意義な時間の過ごし方です。

山側から新しいライフスタイルを発信!

↓オーガニックチョコレートケーキ
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このオーガニックチョコレートケーキは、なんと動物性食品を使用せず、豆乳を使って作られたそうですよ。
糸島にはたくさんカフェがありますが、ここまでこだわるお店はそんなに多くはありません。

チョコレートの香りが高くて、しかも甘さ控えめ。美味しいですよ!健康を意識される方にお勧めできます。(ケーキは日替わりだと思いますので、ぜひその日のメニューを楽しんでください。)

↓オーガニックコーヒー
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コーヒーは糸島のペタニコーヒーか福岡県遠賀郡のウインドファームのオーガニックコーヒーを使っておられます。

もはや、「オーガニック」っていちいち書かなくてもいいくらいの「標準装備」っぷりです。

糸島は海側ばかり注目されていますが、実は今現在、「健康や食に対するこだわり」など、新しいライフスタイルを発信しているのは、伊都安蔵里がある「山側」の糸島なのです。他にも「集(つどい)」さんなど面白いカフェが山側にはあります。

私たちが2015年に世界一周旅行をしてから、まず変わったのが「食に対する意識」です。ヨーロッパのオーガニックってかなり当たり前!という雰囲気や、インドでのアーユルヴェーダに根ざした「消化の良し悪し」を重視する考え方など、かなりカルチャーショックを受けました。

日本ほど食品添加物の規制が緩い国はそう多くはないですよ。「日本の伝統食」は世界中からリスペクトを受けていますが、今の「日本の現代食」がどういうものかが世界に知られたら、思いっきり馬鹿にされるのは間違いないと確信しています。

海沿いの牡蠣小屋やオシャレなレストランもいいですが、せっかく糸島に来たなら、「山側」の伊都安蔵里にまで車を走らせて、「自分の普段の食」について振り返ってみるのをお勧めしたいです。

「な〜んで、このお店では『オーガニック、オーガニック』って書いてあるんだろう??」とかぜひ疑問に思って欲しいなぁと思います。
糸島はそんな「新しい風」に触れられる場所です。

明日も糸島を楽しみます!!

店舗情報

店名:安蔵里(あぐり)かふぇ
営業時間:11:30-17:00(カフェ)
定休日:不定休
住所:糸島市川付882
HP:https://www.itoaguri.jp/cafe/
地図:

(※2017年2月現在の情報です)

**糸島コンシェルジュがいる宿**
福岡・糸島ゲストハウス
前原宿(まえばるしゅく)ことのは
(Itoshima Guesthouse Kotonoha)